障がい児保育ってどんな感じ?
私が勤めていた保育園は「障がい児保育」をやっていました。そこで障がい児保育について私の経験を踏まえてご紹介します。
障がい児
先生と障がい児の子、マンツーマンになってその子に関わらなければいけません。
障がい児の子は、みんなと同じような集団行動をするのが苦手な子もいて、大人しく座っていなければいけない時にも、立ったり寄生をあげながら走り回ってしまうことが多いです。
先生達と共有
障がい児の担当だったり担当クラスではなくてもその子について共有しておく必要があります。
その子が何歳で何歳レベルまでのことができるのか、何をすると嫌がるのか、どういう性格なのかなど、職員会議だったり、週1〜2のペースで話をおこなうことも何回もありました。
障がい児の子は支援・援助をしないと保育園生活をスムーズに過ごすことができません。
その為先生達とも話し合って誰もが障がい児の子どもと関われるようにしておく必要があります。
知的障害
私は障がい児の子どもを担当しているクラスでした。2歳児の子どもだったのですが、自我が芽生えてくるので何でも自分でしたがります。
少しでも手伝おうとするとキャーと奇声をあげて走り回ることが多々ありました。
そのことを職員会議で話すと、その子に対する接し方は「見守りつつも援助する」ということになりました。
自分でやりたいという気持ちを理解して見守りながらできないときには援助をしていくと、その子も奇声を発することもなく、落ち着いて生活することができていました。
コミュニケーション
障がいを持っている子どもは周りの子どもに比べるとできることが限られてきます。しかし、そのできる部分をいかにどうやって引き出してあげることができるのか、保育士が常に考えていかなければいけません。
そして保護者とのコミュニケーションも大切になっていきます。
園生活の中でできたことや、会話したことなどを保護者に伝えたり逆に家の中ではどんなことができるのかなどを聞くことで、より良い園生活を送れるように保育士は考えながら接することができます。
最後に
障がい児の子どもとの接し方は、他の子どもと同じようにしてあげたいと思いますが言葉の理解が難しいので他の子どもよりも言い方を変えて分かりやすいように説明をしないといけません。
子どもの気持ちを考えながら障がい児の子どもと毎日笑顔で関わることが一番大事だと思います。
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