保育士のお仕事!ピアノと壁面製作
保育士はピアノを弾いたり壁面飾りを作ることが必須とも言える職業です。
保育士はピアノが弾けるだけじゃダメ
子ども達の前で歌いながらピアノを弾かないといけません。これを弾き歌いと言います。
そして子ども達の目をみながらピアノを弾くことが多いので楽譜を見ている時間などありません。
私はピアノを弾くことは好きだったのですが、得意ではなくて苦労しました。
楽譜が読めないのでいつも音符の下にはドレミを書いていましたし、仕事が終わったらピアノの練習をし、遅番の先生と一緒に帰っていました。
そして家に帰ってもピアノの練習は欠かせませんでした。
楽譜を見て弾くということが私には難しかったので、暗譜することにしました。
毎日練習していると、手が覚えいるので楽譜を見ないで子ども達の顔を見ながら、ピアノを弾いて歌うことができていました。
ピアノは保育士にとって欠かせないものなので、保育士になる前から毎日練習しておけばよかったと思いました。
全園児の前でピアノ演奏
私が勤めていた園では、ピアノを弾くことが得意ではなくても毎月ピアノ伴奏をする先生は変わります。自分がピアノを弾かなくてはいけない月の前の月には猛練習をしていました。
そして、全園児の前で園歌だったり季節の曲を弾かなくてはいけません。
ドキドキして手が震えたり緊張して心臓がバクバクしていましたが、ピアノを弾く時間はやってきます。
手が止まると子ども達が歌えなくなるので、左手の伴奏がわからない時には右手の主旋律は必ず引き続けるようにしていました。
壁面製作
壁面飾りは、保育室をはじめクラスの窓や壁・職員室前の壁や掲示板など色々な場所に飾りつけます。
保育園内で壁面を作ることはほとんどなく、家に帰って空いている時間を見つけたり休みの日に作ることが多かったです。
画用紙を切って貼ってという作業は集中して作っても軽く1〜2時間はかかります。壁面製作は自分1人でできない場合には、家族も協力して作ってくれました。
壁面以外にも書類を書いたり、行事の準備もしなければいけないので家族の協力は本当に有難かったです。
最後に
「子どもが好きだから」という理由で保育士になる方が一番多いことですが、子どもが好きだから保育士が務まるかといったらそうではありません。
保育だけではなく、ピアノを弾いたり壁面を作ったり、そして保護者のサポートもしなければいけないので、保育士になりたい方は生半可な気持ちで保育士として勤めない方がいいかもしれません。
しかし、「子どもの為に自分は何が出来るのか」を考えることができる人は、保育士に向いているといってもいいでしょうね。