保育士の辛い人間関係…どうしたらいい?

保育士の辛い人間関係…どうしたらいい?

人間関係、それは保育士の最大の悩みなのではないでしょうか。どうしても女の人が多い職場ですので、一度歯車が狂うと保育にも影響しかねない。
子どもを第一に考えるからこそ、保育士同士は互いに助け合い連携していくべきだと思います。

 

保育観の違いでギクシャクする前に話し合うべきこと

 

保育士と言っても、様々な考えをもった人がいます。自分と保育観が合わないなと思う人ももちろんいると思います。
そんな時は、園の保育理念を思い出しましょう。新年度に職員で話し合うのではないでしょうか。

 

子ども達にどんな力をつけさせたいのか、どんな援助を心がけるのか、何を育てたいのか。そこは自分なりの考えをしっかり持っておくべきだと思います。

 

また、担任・副担任・支援児担当の加配保育士など、複数担任になるとクラス運営をする中でも人間関係が難しくなります。

 

これも新年度の時にある程度の役割やローテーションを決めておくと良いと思います。主となって保育をする人は、毎日ローテーションするのか?日誌はどうするのか?また各保育士の立ち位置、子どもたちへの支援方法など、始めだからこそしっかりと話し合い決めておくことで、後々のトラブルを防ぐ予防線になります。

 

悩んだら相談することが大事

 

担任が新任の先生で副担任がベテランの先生という配置も珍しくありません。分からないことは、ペアの先生にすぐに相談しましょう。
ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)、これはどの社会でも基本です。

 

経験の差で、自分の力ではどうにもならないことも出てきます。
そんな時はペアの先生だけでなく、隣のクラスの先生、先輩保育士、主任、園長に相談することが第一です。

 

保育士の人間関係が元で、子ども達に影響が出ることだけは避けて下さい。子ども達は保育士のちょっとした心の変化や空気を瞬時に読み取ります。
保育士同士の関係が悪いクラスは、なぜだか空気も淀んできます。また、子どももピリピリして保育士の顔色を良く見ています。

 

人間関係に困ったら、家族、友だち、恋人、信頼できる人に話して下さい。私は、有り難いことに同期が多かったので、その同期に支えられてきました。
信頼できる人が一人でもいるのといないのでは、心の持ちようが変わってきます。難しいとは思いますが仕事の間だけ、と割り切って自分の保育に集中しましょう。

 

無理はしない・転職など環境をあらためる

 

実際、職場の人間関係が元で心が弱ってしまい、退職してしまった先生も何人か見ています。ある意味、鈍感であることも保育士を続けていく中でで必要なことなのかもしれません。

 

子ども達を最後まで見届ける責任はありますが、自分の心と体が健康であっての仕事です。
無理をせず、心と体が悲鳴をあげた時は少し休んでくださいね。もしくは転職など方向性を考えてみてくださいね。

 

今まで他の園に転職してご活躍されているといった先生もいらっしゃいます。今勤めている保育園を辞めたいならまだしも、保育士を辞めたいはもったいないと思います。
資格を取得しただけでもあなたはとても頑張り屋さんだと思います。あなたならきっと大丈夫です。

 

園選び(そこで働く職員などの雰囲気)を間違えたと思って、転職先で再リベンジすることも検討してみてくださいね。
どの園も同じようにみえても、園の色ってあるんですよ。必ず優しくて温かくてあなたに合った園があります。

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